株式投資 stock investment 2005 7 8
株式投資において、素人は、ファンダメンタル分析は難しいと思います。
何しろ、会計の知識が必要ですし、
企業が作っている商品が、将来性があるかを判断するのは、難しいのです。
そこで、一般の人には、チャートという、株価の動きをグラフにしたもので、
投資判断するのが、よいと思っていました。
ところが、現在の株式市場には、悪い癖というか、固定観念(下記を参照)があります。
こうした悪い癖が、早く直ってほしいものだと思います。
受難の時代 2005 7 7
先日、チャート分析が得意な友人と、
「チャート分析が困難な時代になってしまった。受難の時代である」と話し合っていました。
下の図(図1)を見てください。
こういうチャートを見ると、「今後は、堅調な展開になる」と、誰もが予想するでしょう。
さらに、下値も、徐々に切り上がっています。
しかし、結果は、右図(図2)のようになりました。
どうして、こうなってしまったのか。
それは、米国株式市場が急落したからです。
日本の株式市場の場合、
「米国株式市場が下げたら、日本の個別銘柄も下げなければならない」という固定観念があるからです。
こうしたリスクを避けるために、個人投資家は、
「大口の投資家や機関投資家が保有していると思われるハイテク株」は、避けるべきである。
友人とは、そういう結論になりました。